小児科の付き添い入院は、個室をおすすめします

3歳差の姉弟を育てている私ですが、これまでに3回の入院付き添いを経験しています。

 

1回目は、長女2歳半のとき。肺炎で5日間入院しました。

2回目は、長男1歳のとき。RSウイルスの肺炎で7日間入院です。

3回目は、つい昨年のこと。長女6歳、そけいヘルニアの手術で一泊だけ入院しました。

日帰りと言われていたけれど、念のために入院グッズを用意して行ったのが正解でした。

 

また、新人ナースの頃に数ヶ月だけ小児科で働いていました。

そのため、小児科の雰囲気や病室の構造を知っていたのも大きかったです。

あまり緊張せずに付き添い出来ました。

 

付き添い入院で一番気を付けたこと。

それは、自分が休める環境を作ることです。

 

もしお財布に余裕があったら、個室を選ぶことをおすすめします。

特に肺炎など、1週間前後の入院なら強くおすすめします。

 

ここでは、個室のメリットについてお話します。 

 

まず、トイレ、シャワー、洗面台が室内にあり自由に使えること。これは大きいです。

病気で不機嫌な子どもを相手にするお母さんは、とにかく疲れるしストレス溜まります。

そして、離れると泣く我が子。

寝てる時やテレビに夢中な時、とにかく急いで自分の食事やシャワー、歯磨きを済ませなければなりません。

共有のシャワーは予約制だし、トイレや洗面台が使いたい時に空いてるとは限りません。

その点、いつでも使える個室は便利です。

洗面グッズを置きっぱなしに出来るのもいいですね。

 

次に、子どもと別のベッドで寝られること。

大部屋だと、柵のついているサークルベッド(未就学児までのお子さんの場合)に親子で寝なければなりません。

 

サークルベッドは狭いです。本当に狭いです。

酸素や点滴をしてる時は、チューブが邪魔で余計に狭く感じます。

ただでさえ疲れてるのに、ゆっくり横になることも許されません。

個室だと、折り畳みの簡易ベッドを貸してもらえました。

夜しか使えなかったですが、子どもを寝かせてから簡易ベッドに横になれるのは嬉しかったです。少し固いけど、けっこうよく寝られました。

 

そして一番大きいメリットは、他のお子さんの泣き声や話し声が聞こえないことです。

大部屋で他のお母さんと仲良くなれたら楽しいですが、どんな人達か分かりません。

ずっと泣いてる子と一緒だと、おちおち寝ていられません。

人間関係や騒音のストレスというのは、心の余裕を無くします。

そうなると、自分の子どもにも優しくなれなくなってしまいます。

個室でも多少の泣き声や物音は聞こえましたが、とても快適に過ごせました。

 

さてここで、気になるお金のお話です。

お世話になった病院では、1日1万円の差額ベッド代がかかりました。

こども医療費は無料ですが、食事やタオル類、差額ベッド代などは自費になります。

私の住んでいる市では、入院費は窓口負担ありです。市役所に申請すると、数ヶ月後に戻ってきます。

自治体によって違うので、必要な方は調べてみて下さいね。

 

そして我が家は県民共済に加入しているので、個室代はしっかり回収しました。

こども共済に2口加入しているので、入院1日1万円もらえます。ちょうど個室代と同じです。

大部屋だったら共済金がプラスになったけれど、個室にはそれだけの価値があったと思います。

 

その他、いろいろなメリットがあります。

 

・イヤホンなしでテレビを見られる

 

・タオルのレンタルが個室代に含まれていて、好きに使える(病院によって違いますが)

 

・面会者がゆっくり過ごせる

 

・パーソナルスペースが広いので、心に余裕が持てる

 

・ホテル気分で少しリッチな気分になれる

 

いかがでしたでしょうか。

お子さんが入院するとお母さんも大変です。

むしろ、お母さんが一番大変だと思っています。

もし個室を選べる環境なら、検討してみて下さい(^^)

 

次回は、あると便利な入院グッズを紹介したいと思います。